
スタディングの公認会計士講座って
やめとけって本当?
安いから気になってるんだけど…
こんな疑問を解消します。
結論、
スタディングの公認会計士講座は「普通の人」にはやめておくのが無難です。
価格の安さは魅力的ですが、
公認会計士試験には「相対評価」という構造的な特性があります。
この特性を理解すると、
なぜスタディングが不利になるのかが分かってきます。
本記事では、
- スタディングの公認会計士講座が「やめとけ」と言われる本当の理由
- 公認会計士試験が「相対評価」である意味と、それがなぜ重要なのか
- CPA会計学院が市場を支配している仕組み
- スタディングが向いている人・向いていない人
- 予備校選びで失敗しないための判断基準
を紹介します。
本記事を読めばスタディングの公認会計士講座が「やめとけ」と言われる構造的な理由が分かります。
公認会計士を目指して予備校選びをしている人は必見の内容です。
筆者は複数の大手予備校を受講した経験を持つ現役の公認会計士です。
本記事の内容は自身の受験体験と、現場で得た知見をもとに執筆しています。
本記事にはプロモーションが含まれています
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結論:スタディングの公認会計士講座は「普通の人」にはやめとけ

最初に正直にお伝えします。
私自身はスタディングを使ったことはありません。
ただし、大手予備校を複数受講してきた経験があり、
予備校の仕組みや業界構造については
一般の受験生より圧倒的に詳しいと自負しています。
その経験を踏まえた上で言わせてもらうと、

普通の人がスタディングを選ぶのは、構造的にかなり不利です。理由を順番に説明しますね。
理由①:公認会計士試験は相対評価の試験
まず、公認会計士試験の本質的な特徴を理解してください。
公認会計士試験は相対評価の試験です。
つまり、合否は「何点取ったか」ではなく、
「周りより点数を取れたかどうか」で決まります。

相対評価って、具体的にどういうこと?
これが非常に重要なポイントです。
相対評価の試験では、
「みんなが勉強するところを勉強し、みんなが捨てるところを捨てる」
のが正解の戦略なんです。
言い換えると、
周りの受験生と同じ教材・同じ出題予想で勉強することが、
合格への最短ルートになります。
逆に言えば、
周りがしっかり取れる問題を自分だけ落とすと、
一気に合格から遠ざかります。
理由②:CPA会計学院が市場を支配している
ここが「やめとけ」の核心です。
2025年度の公認会計士試験で、
CPA会計学院の合格者占有率は66.7%。
つまり、合格者の3人に2人以上がCPA生です。

それがスタディングとどう関係するの?
これが非常に重要な話です。よく聞いてください。
受験者の過半数がCPA生ということは、
CPAの出題予想・答練が事実上の「試験の標準」になります。
具体的なイメージで説明すると、こういうことです。
- CPAが「今年は継続企業の前提が熱い」と予測・発表
- CPA生全員がその分野を重点的に練習する
- 本番の試験にその問題が出題される
- CPA生全員がその問題を正解する
- スタディング生がその問題を落とすと…?
これが相対評価の試験の怖いところです。
CPAの予想が当たったとき、
CPA生全員がその問題で点数を稼ぎます。
その問題を落とすと、
受験生全体の中での順位が一気に下がります。
理由③:スタディングはCPAの予想・答練フローに乗れない
スタディングはマイナーな通信校です。
CPAが毎年行う直前対策・出題予想・答練のフローは、
当然ながら「CPA生向け」のものです。
スタディング生はこのフローに乗れません。

60万・70万かけて受かるのか、10万かけて落ちるのか。落ちたら何の意味もないと私は思っています。
公認会計士試験は短期決戦ではなく、何年もかける長期の試験。
安さに飛びつくのが本当に危ない理由がここにあります。
スタディングの料金は124,800円〜とCPAの約1/6です。
確かに安い。
ただし、不合格になれば追加で1〜2年の受験期間が必要になります。
その間の勉強コスト・機会損失は、
予備校代の節約分をはるかに上回る可能性があります。
理由④:2025年3月開講の新講座でクオリティへの懸念が多い
スタディングの公認会計士講座は2025年3月に新規開講した、まだ1年も経っていない新しい講座です。
実際にX(旧Twitter)を見ると、
受講者からこういった声が上がっています。
スタディングの会計士講座に点数つけてみた。財務会計90点:安定感のあるわかりやすい授業。管理会計100点:具体例など分かりやすく丁寧。企業法50点・監査論30点:テキストを読み上げるだけの授業に疑問。まとめでまとめてくれないのは何?
スタディングの公認会計士講座を受講。管理・財務はわかりやすい。監査と企業はテキスト読んでるだけやんこれで大丈夫?感はある。
スタディング公認会計士講座、講座開設したばっかだからしょうがないけど問題の解説が結構違ってる。いちいち報告するのが大変なのと、あってるのに間違えてる判定になって復習問題増えるの悲しい
財務会計・管理会計は評価が高い一方、
監査論・企業法については「テキストを読んでいるだけ」という批判が複数出ています。
さらに、現役公認会計士からはこんな声も。
Studyingの利用経験をもつメンバーがいないため一次情報はお答えできません。補修所の同期などの話を聞いてもStudyingを利用して合格した人は今のところいない
開講からまだ1年未満の講座に、
2〜3年の合格実績はありません。
合格者がほぼいない状態というのは、
受験者にとってリスクの高い選択肢と言えます。
スタディング公認会計士講座の基本情報

「やめとけ」と言いつつも、
スタディングがどんな講座なのかは
知っておく必要があります。
合わせて読みたい
>>公認会計士の予備校を比較!おすすめ専門学校の合格率や費用を紹介
料金・コース一覧
スタディング公認会計士講座は
2025年3月に新規開講した講座です。
カリキュラムの特徴
スタディングのカリキュラムには
以下のコンテンツが含まれています。
- 簿記入門講座(ゼロからスタート可能)
- 動画講義(スマホ・PC・タブレット対応)
- WEBテキスト・スマート問題集
- 短答・論文の試験対策講義+試験演習
- 直前答練(短答・論文)
- AI問題復習・AIマスター先生・AI学習プランの3つのAI機能
カリキュラム上は短答・論文の両方をカバーしており、
内容自体は充実しています。
私自身はスタディングを実際に受講したわけではありませんが、
他校と大きな差はないと考えています。
理由は、スタディングのテキストは
CPA会計学院・TAC・大原といった大手予備校のテキストを参考に作られているはずで、
答練の内容なども同様だと思われるからです。
つまり、カリキュラムの「中身」自体に大きな差はないと言えます。
問題は「内容の質」ではなく、
「CPA生と同じ土俵で戦えるか」という部分にあります。
他校との料金比較表
料金の安さはスタディングが断トツですが、
合格占有率という最重要指標ではCPA会計学院が圧倒的です。
スタディングが向いている人・向いていない人

スタディングをやめとけと言いたい人

自分はスタディングに向いていない人なのかな…?
以下に当てはまる人は、スタディングを選ぶのを避けた方が無難です。
- ❌ 自立して勉強するのが苦手な人
- ❌ 校舎・自習室・対面サポートが必要な人
- ❌ 「安いから」という理由だけで選ぼうとしている人
- ❌ 合格実績のある学校じゃないと不安な人
- ❌ 受験仲間と切磋琢磨したい人
特に「安いから」という理由だけで選ぶのは
最も危険なパターンです。
予備校代を節約して不合格になると、
追加の受験費用・勉強時間・機会損失で
結果的にはるかに大きなコストがかかります。
スタディングでも問題ない人
一方で、以下のような人にはスタディングが合うケースもあります。
- ✅ 大学受験などで予備校なし・独学で結果を出してきた実績がある人
- ✅ 仕事・育児などでオンライン完結しか選択肢がなく、物理的に通学できない人
- ✅ 手厚いサポートを受ける時間・精神的余裕が一切ない人

ひとつ言っておきたいのですが、
公認会計士試験は「今まで経験したどの勉強よりも難しい」試験です。
今まで予備校なしで余裕だった、という実績がある人以外は
スコープ外と思った方がいい。
「私は自分が優秀かどうか分からない…」という人は、
CPA会計学院を選んでおく方が確実です。
合わせて読みたい
>>CPA会計学院の公認会計士講座を徹底レビュー!合格者占有率66.7%の実力とは
「やめとけ」の根拠をもっと詳しく解説

相対評価とは?絶対評価との違い
改めて「相対評価」と「絶対評価」の違いを整理します。
絶対評価なら「自分のペースで頑張ればOK」ですが、
相対評価では周りと同じ土俵で戦う必要があります。
公認会計士試験は後者。
だから、多数派がいる予備校(CPA会計学院)に
いることが有利になるんです。
CPAの「市場支配力」が試験本番に直結する理由
CPA会計学院の合格者占有率が66.7%というのは、
単なる「人気校」という話ではありません。
この数字が意味するのは、
試験本番の採点基準が実質的にCPA生の出来で決まるということです。
公認会計士試験は採点委員が問題の難易度を調整します。
その調整の背景にあるのは
「受験生全体がどの問題で点を取れたか」です。
受験生の66%以上がCPA生なのですから、
「受験生全体の傾向」=「CPA生の傾向」と
ほぼイコールになります。

それって、CPAにいるだけで合格に有利ってこと?
そうです。もっと正確に言うと、
「みんなが取れる問題を取れること」が
合格の最低条件です。
CPA生はこれを自然にクリアできる環境にいます。
スタディング生は、
この「みんなが取れる問題」を把握するのが
構造的に難しくなります。
「価格の安さ」で選ぶのが危険な理由
スタディングの最大の魅力は圧倒的な低価格です。
CPA会計学院(約80万円)と比べると、
ペーパーレス版は約1/6の124,800円。
ただし、ここで考えてほしいのは
「トータルのコスト」です。
- 📌 追加の受験費用:数万円
- 📌 1年分の生活費・機会損失:数百万円規模の可能性
- 📌 精神的コスト:不合格になったときのダメージは大きい
もちろん「スタディングで合格する人もいる」のは事実です。
でも、確率論的にはCPAが圧倒的に有利。
「安さ」は確かに魅力的な要素ですが、
合格という目標から逆算すると、
最初からCPAを選ぶ方が賢い判断かもしれません。

あえて一言で言うとすれば、「別に落ちてもいいなら向いているかもしれない」ですね。
それくらいリスクがある選択だということです。
予備校に迷っている人がまずやるべき2つのこと

スタディングを検討しているということは、
おそらくまだ「公認会計士試験がどういう試験なのか」を
完全には理解できていない可能性があります。
予備校を決める前に、まず以下の2つを無料でやってほしいと思います。
どちらも費用はかかりませんし、
やることで判断の精度が格段に上がります。
① クレアールで資料請求して『公認会計士試験 非常識合格法』をもらう
クレアールに資料請求すると、
「公認会計士試験 非常識合格法」という書籍が無料でもらえます。
これを読んでほしい理由は、
「クレアールに行くべきだから」ではありません。
この本を読むと、公認会計士試験の本質が理解できるからです。
試験の範囲の広さ、相対評価の意味、
どこを捨ててどこを取るべきかという戦略的な考え方——
これらが1冊で体系的に学べます。
スタディングを選択肢に入れている人ほど、
まずこの本を読んでから判断してほしいと思います。
読んだ後にスタディングを見る目が変わるはずです。
無料なので、読まない理由がありません。

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② CPA会計学院に資料請求する
CPA会計学院への資料請求もあわせてやっておいてください。
CPA会計学院は、合格者の66.7%を輩出している圧倒的No.1予備校です。
この予備校を知らずして、公認会計士試験を正しく理解することは難しい。
受ける・受けないに関わらず、まず資料請求をして
「業界のスタンダード」を把握することが重要です。
また、資料請求をするだけで
簿記3級相当のテキストが無料でもらえる特典があります。
どの予備校を選ぶにしても損はありません。

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合わせて読みたい
>>公認会計士の予備校を比較!おすすめ専門学校の合格率や費用を紹介
合わせて読みたい
>>CPA会計学院の公認会計士講座を徹底レビュー!合格者占有率66.7%の実力とは
まとめ:結論、スタディングの公認会計士講座は普通の人にはやめておくのが無難です

改めて結論をお伝えします。
- 公認会計士試験は相対評価
- CPA生が受験者の66%以上
- CPAの答練が試験の「標準」になる
- スタディングはこのフローに乗れない
- 不合格コスト>予備校代節約分
- 圧倒的な自己管理能力がある
- 時間・場所の制約でオンライン一択
- 非常に優秀で独学でも合格できるレベル
確かにスタディング以外の予備校は費用がかかります。
ただ、公認会計士として合格さえすれば
即回収できるレベルの金額です。
安易に安い方に流れるのではなく、
まずはCPA会計学院などの大手予備校から検討することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)

Q. スタディングの公認会計士講座はやめとけって本当?
A. 普通の人には基本的にやめておくことをおすすめします。
理由は公認会計士試験が相対評価であることと、
受験者の66%以上がCPA会計学院生のため、
CPA生と同じ土俵で戦う必要があるからです。
ただし、自己管理能力が高く
オンライン学習に強い人には選択肢になり得ます。
Q. スタディングとCPA会計学院、どっちを選べばいい?
A. 迷ったらCPA会計学院を選んでください。
2025年度合格者の66.7%がCPA生という実績が示すとおり、
確実性という点ではCPA会計学院が圧倒的です。
スタディングの安さに魅力を感じている場合も、
まず両校の資料請求をして内容を比較した上で判断しましょう。
Q. スタディングが向いているのはどんな人?
A. 自立して学習できる人・時間や場所の制約でオンラインしか選べない人です。
育児や仕事の関係で通学できない方、
地方在住でCPAの校舎が近くにない方などには
現実的な選択肢になります。
ただし、そういった場合もクレアール(通信特化の大手)などと
比較検討することをおすすめします。
