簿記3級に落ちるって恥ずかしいのかな…?
結論、そんなことありません。
就活を控えた大学生や転職したい社会人に人気の日商簿記3級。
難易度が高くない資格として紹介されることも多いので、
落ちるなんて恥ずかしいよね…
と思っている方も多いですが、実際そんなことはありません。
そこで本記事では、
- 3級不合格は恥ずかしくない7つの理由
- 3級に落ちた人が見直すべきこと
- 次回不合格にならないための対策
を紹介します。
本記事を読めば、なぜ3級不合格が恥ずかしくないのか、もし落ちてしまって人は何をすべきかのかが分かります。
次の簿記3級試験で絶対受かりたい人は必見の内容です。
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簿記3級不合格は恥ずかしくない7つの理由
簿記3級に落ちるって恥ずかしいこと?
決してそんなことありません。
そう私が断言する理由は以下の7つ。
理由①:2人に1人は落ちる
理由の一つ目は合格率。
簿記3級の直近数回の合格率は以下のとおりで、
回 | 合格率 |
161(2022.6.12) | 45.8% |
160(2022.2.27) | 50.9% |
159(2021.11.21) | 27.1% |
158(2021.6.13) | 28.9% |
157(2021.2.28) | 67.2% |
156(2020.11.15) | 47.4% |
回によって上下しますが大体50%程度となっています。
資格試験の合格率が50%なんて聞くと
めっちゃ高いじゃん
と思うかもしれないですが、
逆にいうと2人に1人は落ちる試験とも考えられます。
教室にいる半分しか受からないと考えると、結構厳しい気がしませんか?
50%は安心できる数値じゃないです
合格率は実は高くないので、
落ちても恥ずかしがる必要は全くないです。
理由②:1回目で合格する人は75%
理由の2つ目は初受験の合格率。
当サイトで以下の条件で独自に合格者はアンケートを実施したところ、
- 対象者:2019年以降の簿記3級合格者
- 人数:250名
- 調査期間:2022年10月15日~2022年10月22日
「何回目の受験で合格したか」という質問に対する回答は以下の通りでした。
これを見ると75%の人は初受験で合格を決めていますが、残りの25%、つまり4人に1人は初受験で落ちます。
理由③:ケアレスミスを連発すると落ちる
理由の3つ目は試験の特性にあります。
簿記の試験は途中式に配点がこないため、
最後の答えが間違っていると不正解になります。
考え方や途中式に配点はきません
なので知識はしっかり入っていたとしても、途中式の一部分をケアレスミスしてしまうだけで0になってしまうんです。
いくつかのケアレスミスで落ちてしまう試験なので、
落ちてしまっても全然恥ずかしくないです。
理由④:傾斜配点が裏目に出ることがある
理由の4つ目も試験の特性に関するものです。
簿記3級は傾斜配点という
特殊な配点方式がとられており、簡単にいうと
- みんなができるところに配点がくる
というものになっています。
小中高の時には存在しない配点方式です
この配点方式だと、
- みんなができる簡単な問題→配点あり
- みんなができない難しい問題→配点なし
という風に配点されるので、
頑張って難関な論点を正解したとしても、
試験の得点上はゼロにカウントされてしまうんです。
せっかく頑張ったのに…
なのでしっかりと深い知識が身についていたとしても、簡単な論点でケアレスミスをすると取り返せない状況に陥ってしまいます。
難しい問題が解けても落ちるので、
不合格は恥ずかしくないです。
理由⑤:受験回によって難しいことがある
理由の5つ目は受験する回によって当たり外れがある点。
合格率はさきほど紹介したとおり以下のとおりですが、
回 | 合格率 |
161(2022.6.12) | 45.8% |
160(2022.2.27) | 50.9% |
159(2021.11.21) | 27.1% |
158(2021.6.13) | 28.9% |
157(2021.2.28) | 67.2% |
156(2020.11.15) | 47.4% |
稀にめちゃくちゃ難しい回があって、
合格率がガタ落ちすることがあります。
回によって合格率が
30%以下もありますよね
逆にとても簡単な回もあるので、
こればっかりは運に左右されるんですが、
受験した時がハズレ回だと落ちても仕方ないです。
理由⑥:問題との相性が悪いことがある
理由の6つ目は問題との相性。
全部の論点どこが出ても100点取れる、
なんて人も稀にいますが、普通に勉強していると
- 得意論点
- 苦手論点
が出てくるものです。
もちろん私もありました
これも結局は運の問題なんですが、
受験した回が偶然自分の苦手論点ばかり出てしまう可能性もあるわけで、
苦手論点ばかりの回で落ちたからといって
勉強不足だったわけではなく、恥ずかしがる必要はないんです。
理由⑦:実は受かる方がすごい
理由の7つ目は実は受かる方がすごい点。
簿記3級は簡単なイメージがありますが、
今までの小中高で勉強した内容が全く活きないので、完全にゼロからのスタートになるんですよね。
勉強を始めたての頃なんかは
- 会計の概念
- 仕訳の概念
に全くピンとこなくて、面食らうこともしばしば。
会計?なにそれ?って感じですからね
なので実は簿記3級の勉強を始めて
1〜2ヶ月で合格する方がすごいんですよ。
そんな試験なので、
落ちて恥ずかしがる必要なんて全くないんですよね。
簿記3級に落ちた人が見直すべきこと
簿記3級に落ちてしまった人が見直すべきことは以下の7つ。
- 試験当日に見直しをしたか?
- 諦めずに最後まで解いたか?
- 勉強教材は自分に合っていたか
- 問題集や過去問は解いたか
- 勉強時間は足りていたか
- 簡単だと油断はしていなかったか
- (独学した人限定)独学で大丈夫か
以下の記事で詳しく紹介しているので、
気になる人はチェックしてください。
合わせて読みたい
>>簿記3級に落ちた人が見直すべき7つのこと
次回不合格にならないための対策
恥ずかしくない理由は分かったけど、
次の試験のために何をすれば良いの?
結論、入念な準備をすることです。
なめている人は適当な準備だけして勉強を始めてしまいますが、これは非常に危険。
例えばあなたがこれから冬山登山をすると想像してみてください。
天気や気温など何も調べず、
半袖と短パンで山に向かいますか?
向かわないですよね
物事を成功させる時に「入念な準備」は必須で、簿記3級の受験も例外ではありません。
どんな準備をすれば良いの?
簿記3級を勉強する前の準備は以下の3つ。
- 専門学校の授業の無料受講(裏技)
- スケジュールを立てる
- テキストを買う
以下の記事で詳しく紹介しているので、
そちらをチェックしてみてください。
合わせて読みたい
>>簿記3級の独学を始める前にすべき3つの準備【コレだけでOK】
しっかり準備をして勉強すれば必ず巻き返せます
簿記3級不合格は恥ずかしくない!受かるのはすごいです
仮に簿記3級に落ちてしまっても、
恥ずかしい…
とショックを受ける必要は全くないです。
今回の記事で紹介したように、
落ちることも普通にある試験ですし、なによりも次の試験で受かれば何の問題もなし。
終わりよければ全て良しですからね
ぜひ受かるための対策をして、
次の受験で絶対に合格を勝ち取りましょう!
それでは。