日商簿記2級の勉強方法って何がおすすめ?
独学でも受かる?
こんな疑問を解消します。
結論、Webの専門学校がおすすめです。
就職を控える大学生や転職を考えている社会人に人気の日商簿記二級。
簡単な資格ではないので、しっかりと自分にあった勉強方法を見極めて勉強をすることが大事です。
本記事では、
- 簿記2級の4つの勉強方法
- 4つの勉強方法のメリット・デメリット
- 独学に向いている人の特徴
- 簿記2級のおすすめ勉強方法
を紹介します。
本記事を読むとあなたに最適な簿記2級の勉強方法を知ることができます。
これから簿記2級を勉強しようと思っている方は必見の内容です。
日商簿記二級の4つの勉強方法
簿記2級の勉強方法は以下の4つ。
- 独学
- 専門学校(通学するパターン)
- 専門学校(Webで受講するパターン)
- 通信講座
一つずつ、それぞれのメリットやデメリットなど踏まえて説明していきます。
簿記2級勉強法①:独学(メリット・デメリット・おすすめ参考書)
1つ目の勉強法は自分で参考書(テキスト)を買って独学というパターン。
私はおすすめしないですね
簿記3級は範囲も狭く、学習内容もそこまで複雑ではないので独学で勉強する人も多いですが、
それに比べると2級は難易度が上がります。
簿記2級の勉強を独学でするデメリット・メリット・おすすめの参考書を紹介します。
独学で簿記2級を勉強する2つデメリット
- 時間がかかる
- 質問ができない
まずはデメリットから。
独学での勉強は時間がかかります。
専門学校や通信講座ではいかに学習時間を短縮して合格に到達するかという目線でスケジュールが組まれているので、
独学での勉強はどうしても効率性が下がります。
また、誰にも質問ができないというのもかなり大きなデメリット。
理解しながら進んでいるつもりでも、自分の理解が本当に正しいのか誰にも確認できません。
もしかしたら別のパターンで出題されたら解答できなくなる覚え方をしてしまっているかも。
簿記2級は3級と違って複雑で難しい論点も多いので、
プロにすぐに相談できる環境が整っていないのは大きいです(周りの知人質問できる環境ならOK)。
合わせて読みたい
>>簿記2級の独学を絶対におすすめしない3つの理由
独学で簿記2級を勉強する3つのメリット
- 費用が安い
- 学習場所を選ばない
- 自分のペースで進められる
独学のメリットなんといっても費用が安いこと。
参考書代+受験料(4,720円)だけで済むので、1万円以下で抑えることも可能。
簿記2級を独学で学習できるサイトを使って勉強すれば受験料だけでの合格も可能です(おすすめはしません)。
独学の場合には学習場所を選ばす、自分のペースで勉強ができるというのもメリットです。
専門学校だと学校に通学するか、
Webスクールであってもインターネット環境が整っている場所で勉強しなければいけません。
しかし独学であれば参考書さえあれば自宅・カフェ・図書館・電車などなど、
どこでも学習場所にすることができます。
簿記2級のおすすめ参考書(テキスト)
簿記2級の参考書はTACという資格の学校が出している3冊のどれかを選べばOK。
TACは公認会計士・税理士・簿記といった会計系の資格に強く、
TACが出している簿記2級の参考書はどれも非常に人気があります。
おすすめの参考書(テキスト)は以下の3冊です。
テキスト | 値段 | コスパ | ポップさ・見やすさ | 論点の網羅性 | 特徴 | こんな人に向いている | Link |
スッキリわかる | 各1,540円 | テキスト&過去問で 約5,000円 | 可愛い絵で かなりポップ | 重要論点のみ | ポップなイラストと 重要論点に絞った内容で 超人気テキスト | 分かりやすいテキストで 効率的に勉強したい | >>Amazonへ |
よくわかる | 商業:2,640円 工業:2,200円 | テキスト&問題集&過去問で 約11,000円 | シンプル | 超網羅的 | 網羅的で ボリュームのある 王道的なテキスト | カッチリしたテキストで 基礎からしっかり勉強したい | >>Amazonへ |
みんなが欲しかった | 各1,540円 | テキスト&問題集&過去問で 約8,000円 | オールカラーで 見やすい | 重要論点を深く | スッキリわかるシリーズのポップさと、 よくわかるシリーズの情報量を 兼ね備えたハイブリッドなテキスト | わかりやすく、でも 少しカッチリした テキストで バランスよく勉強したい | >>Amazonへ |
それぞれのテキストの詳細は
こちらの記事を参考にしてみてください。
合わせて読みたい
>>簿記2級独学におすすめテキスト3選
簿記2級勉強法②:専門学校への通学(デメリット・メリット・おすすめ専門学校)
2つ目の勉強方法は資格の専門学校へ通学するというパターン。
簿記3級で専門学校へ通学するという方はそこまで多くないですが、
2級の難易度であれば専門学校へ行くという選択肢はアリです。
簿記2級の勉強を専門学校の通学でするデメリット・メリット・おすすめの専門学校を紹介します。
専門学校への通学で簿記2級を勉強する3つデメリット
- 費用が高い
- 専門学校に通学しなければいけない
- 自分のペースで勉強ができない
なんといっても専門学校の通学は費用が高いです。
このあとにおすすめの専門学校を紹介しますが、
やはり独学と比べるとどうしても費用はかかります。
住んでいる場所によっては近くに専門学校がなかったり、
仕事や家の事情でそもそも通学ができないという人もいるでしょう。
また、自分が授業に出席しないとどんどん授業は先に進んでしまうため、
専門学校の学習カリキュラムに合わせて授業を受けなければいけません(もちろんDVDでの補講などありますが、それだと通学の意味がない)。
専門学校への通学で簿記2級を勉強する5つのメリット
- 効率的な学習カリキュラムで勉強ができる
- 専門学校の先生にすぐ質問できる
- 授業に出て強制的に勉強するから続きやすい
- モチベーション維持がしやすい
- 受験仲間や友達ができる
専門学校へ通学する最大のメリットは、
専門学校側が用意してくれる効率的な学習プログラムに沿って勉強ができる点。
分からないところがあればすぐに先生に質問することができ、
しっかりと理解しながら簿記2級の学習を進めることができます。
また、「専門学校への通学」というアクションを自分に強いることで、
強制的に勉強する習慣を自分自身につけることができます。
専門学校にいけば簿記2級という同じ資格を目指す受験仲間と出会うこともでき、
それがまたモチベーション維持の要因になります。
簿記2級のおすすめ専門学校(通学)
簿記2級の専門学校は以下の基準で選びましょう。
- しっかりとした実績がある
- 公認会計士講座や税理士講座をもっている
できあがったばかりで合格実績がほとんどない専門学校を選ぶのはリスクが高いので避けましょう。
また、専門学校が会計系の資格に強いのか見極めるには、
公認会計士講座や税理士講座をもっているかどうかをチェックしてください。
公認会計士や税理士は簿記の最上位資格。
それらの講座をもっている学校であれば、簿記という学問に精通している学校と判断することができます。
これらの基準を満たしている専門学校と簿記2級の料金は以下のとおり。
- 資格の大原(77,900円)
- TAC(84,000円)
どちらも学校もしっかりとした実績があり、公認会計士講座・税理士講座をもっています。
正直どちらでも大丈夫なので(私は大原もTACも学校の公認会計士講座は受講経験があります)、
安い大原を受ければOKです。
まずは資格の大原へ資料請求しましょう。
簿記2級勉強法③:Webの専門学校(デメリット・メリット・おすすめ専門学校)
3つ目の勉強方法はWebで資格の専門学校を受講するというパターン。
2つ目の専門学校への通学と違って、専門学校の授業をパソコンやスマートフォンなどで受講するパターン。
結論からいうとこれが一番バランスが良くておすすめの方法です。
簿記2級の勉強をWebの専門学校の受講でするデメリット・メリット・おすすめの専門学校を紹介します。
Webの専門学校で簿記2級を勉強する2つのデメリット
- すぐに先生に相談ができない
- 独学よりは費用がかかる
一番のデメリットはやはり費用。
通学よりは若干安くなりますが、独学に比べるとどうしてもお金がかかります。
ただ、2級のテキストを何冊か揃えようと思うと1万円くらいはします。
一番安いWeb通信スクールのスタディングだとは19,778円なので、正直そこまで差はないです。
授業に出ていないのですぐに先生に相談できないというデメリットもありますが、
そこは気にしなくてOK。
Webスクールでも電話などの相談はできるので誤差の範囲です。
Webの専門学校で簿記2級を勉強する5つのメリット
- 効率的な学習カリキュラムで勉強ができる
- 専門学校の先生に質問できる
- 自分のペースで勉強が進められる
- 専門学校への通学よりは費用が安い
- ネット環境があればどこでも授業が受けられる
Webの専門学校は独学や専門学校への通学の良いとこどりです。
専門学校側が用意してくれる効率的な学習プログラムに沿って勉強ができ、
分からないところがあれば先生に質問することができるので、
しっかりと理解しながら簿記2級の学習を進めることができます。
また独学のように自分のペースで勉強を進めることも可能。
ネット環境さえととのっていれば、自宅やカフェでPCやスマホで受講することも可能。
簿記2級のおすすめWebの専門学校
簿記2級のWeb専門学校は以下の基準で選びましょう。
- しっかりとした実績がある
- 講義時間が少ない
これらの基準を満たしている
おすすめの専門学校の
簿記2級の料金と講義時間は
以下のとおり(時期によって若干増減します)。
それぞれ特徴のある学校なので、
この3校の中から選べば間違いないです。
とりあえず業界最安値かつ
超短期講義はスタディングですね
詳しくはこちらの記事を見てみてください。
合わせて読みたい
>>簿記2級のおすすめWeb専門学校3校を比較【プロが徹底解説】
簿記2級勉強法④:通信講座(デメリット・メリット・おすすめ専門学校)
4つ目の勉強方法はユーキャンなどに代表される通信講座。
Webの専門学校との違いは授業がなく、送られてくるのはテキストだけという点。
簿記2級の勉強を通信講座でするデメリット・メリット・おすすめの専門学校を紹介します。
Webの専門学校で簿記2級を勉強する3つのデメリット
- すぐに先生に相談ができない
- 独学よりは費用がかかる
- ほぼ独学
独学よりも費用がかかるのに、ほぼ独学に近いというのは中々のデメリットです。
簿記講座に限れば、あまり通信講座はおすすめできないですね。
通信講座で簿記2級を勉強する6つのメリット
- 効率的な学習カリキュラムで勉強ができる
- 専門学校への通学よりは費用が安い
- 自分のペースで勉強を進められる
- 学習場所を選ばない
- 先生に相談できる(添削サポートなど)
- 授業を受ける必要がない
通信講座はほぼ独学です。
ただ学校が作ってくれている効率的なカリキュラムに従って進めることができたり、
先生に相談することができたりする点は魅力的です。
また、
授業をうけるの面倒!
という方には向いていますね。
でも正直、筆者からすると値段の割には独学感が強いです…。
ユーキャンと上で紹介したスタディングだと、
ユーキャンの方が高いです(ユーキャンは4万円くらいするのに、スタディングは2万円くらい)。
だったら授業が見れる&大して時間のかからないスタディングの方が断然お得かなと。
簿記2級の独学に向いている人の特徴
簿記2級の独学に向いている人の特徴は以下のとおり。
- 1円でも安く済ませたい
- 長い時間をかけても大丈夫
- 何回落ちてもしても大丈夫
- 簿記の基礎知識があってほとんど勉強する必要がない
- 資格勉強に慣れているので独学が得意
こんな特徴をもっている人は独学でもOK。
特に、
別に次の回で受からなくて良いんだよね~
というように、ある程度時間に余裕がある方はまずは独学でチャレンジしてみて、
難しそうなら学校に行くというのもアリです。
また、大学で会計学を学んでいたり、
仕事で経理業務をしていて簿記の基礎知識があるという人は独学でのチャレンジもアリです。
簿記2級の勉強方法でおすすめはWeb専門学校のスタディングorフォーサイトorクレアール
上で説明した独学に向いている人の特徴に合っていないなら、独学は厳しいです。
特に、
次で絶対受からないとダメ!!
といったように切迫している人は、
多少のお金をかけても専門学校に通った方が良いです。
そんな中でも、
- 費用が高すぎない
- 学習カリキュラムが充実していて効率的に勉強できる
という2点を満たしているWeb専門学校は以下の3校のどれかがおすすめ。
まずは各校の資料請求して講座の内容など確認しましょう!
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>>簿記2級のおすすめWeb専門学校3校を比較【プロが徹底解説】
短期間で合格するための勉強方法はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
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>>簿記2級に1ヶ月で社会人が受かるための3ステップと注意点
簿記2級を自分に合った勉強方法で学習しよう!
あなたにあった簿記2級の勉強スタイルが決まりましたか?
自分に合う方法で
簿記2級にチャンレンジしてみましょう!
簿記2級と同じくらい人気の宅建士とを比較した記事もよければどうぞ。
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>>簿記2級と宅建士はどっちが難易度高い?【資格保持者が解説】
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それでは!
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