簿記1級の難易度はどれくらい？公認会計士など他の資格と比較や独学で合格可能か解説

こんな疑問を解消します。

結論、簿記1級は難しい資格ですが、
狙う価値が十分にある資格です。

就職や転職に圧倒的に強い簿記1級。
経理だけでなく、コンサルなど
幅広い業界で活躍できるようになる
つぶしがきく資格でもあります。

本記事では、

を紹介します。

本記事を参考にすると、
簿記1級の難易度と取得する価値
を理解できます。

これから簿記1級の勉強を始めようと思っている方には必見の内容です。

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簿記1級の難易度

簿記1級の難易度を、

から説明します。

勉強時間からみる簿記1級の難易度

簿記1級の合格までにかかる勉強時間は
以下のとおり。

実力	時間（h）
簿記2級保持者	500~600
簿記3級保持者	700~850
初学者（資格なし）	780~950

ちなみにこれは
専門学校に通った場合の時間で、
独学の場合にはもっと時間がかかります。

1日3時間の勉強だとしても
1年弱は勉強する計算です。

他の文系資格(宅建士など)との比較からみる簿記1級の難易度

あくまで目安ですが、
簿記と同じ文系資格の勉強時間はこんな感じ。

資格	勉強時間（目安）
簿記1級	780~950h
司法書士	3,000h
行政書士	600~800h
宅建士	250h
FP1級	600h
中小企業診断士	1,000h
社会労務士（社労士）	1,000h
不動産鑑定士	2,000h

簿記1級同じくらいの勉強時間が必要な資格は、

あたりですね。
どれも持っているだけで仕事に困らない
食える資格です（つぶしのきく資格一覧はこちらをどうぞ>>食える文系資格はコレ！おすすめ資格10選）。

公認会計士や税理士と比較して簿記1級の難易度はどうなの？

公認会計士や税理士なども含めた
会計系資格の難易度は以下のとおり。

公認会計士が最も難しく、
簿記3級が最も易しい会計系資格です。

簿記1級と公認会計士の難易度を比較

圧倒的に公認会計士の方が難しいです。

公認会計士は簿記1級を全て包含する資格で、
簿記1級＋αの知識が求められます。

簿記1級の範囲は、
公認会計士試験の全体の20％程度です。

簿記1級と税理士の難易度を比較

絶対に税理士の方が難しいんですが、
簿記1級の科目のうち

の2科目は、
税理士の受験科目ではありません。

税理士は会計よりも税務の比重が重いので、
簿記1級と税理士は科目がズレます。

税理士に興味があるなら、
簿記1級を通らずに
税理士に直行した方が良いです。

簿記1級は独学で合格する程度の難易度？

はっきりいって、難しいです。

簿記1級は試験範囲が広かったり、
難解な論点が多く、
短期間で受かりたい人に
独学は向いていません。

少しお金をかけてでも
短期間での合格を目指したいという方は
専門学校に行くのがベターです。

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隙間時間での学習が可能で、少しずつ勉強を進めることができます。

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簿記1級には難易度に見合う価値はある？

結論からいうと、あります。

簿記1級をもっていればどんな業種でも
経理部や財務部への就職が楽になりますし、
金融系やコンサル系の就職にも有利です。

また管理会計論で学べる
時間価値などの計算は
日常生活にも応用可能なお金の知識です。

難易度が高い分、
汎用性の高い知識やスキルが身につく
資格であることは間違いありません。

日商簿記一級を目指そう！

いかがだったでしょうか。

簿記1級は決して簡単ではないですが、
目指す価値のある資格です。

1級からだとレベルが高いので、
まずは3級や2級から
目指してみるのもアリです。

それでは！