公認会計士に学歴は必要？現役会計士が体験談を交え解説

こんな疑問を解消します。
結論、基本的に学歴は不要です。

医者・弁護士と並んで
国家三大資格に位置する公認会計士。

会計系資格の頂点に立つ難関資格ですが、
学歴が必要なのか気にする人も多いです。

そこで本記事では

を紹介します。

本記事を読めば公認会計士と学歴の関係を理解できます。

公認会計士と学歴の関係が知りたい方は必見の内容です。

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公認会計士試験の受験に学歴は必要？

結論からいうと受験に学歴は不要です。

公認会計士試験は資格試験の中では珍しく、
学歴どころか受験資格が一切ない資格です。

はい、一切ありません。
年齢制限もないので高校生でも受験ができるかなり開かれた資格試験です。

公認会計士には慶應出身が多い

公認会計士試験に受験資格はないですが、
公認会計士の2人に1人は慶應義塾大学出身です。

慶應はかなり多いですね。
東大の人も割といますが、
私立文系（関東でいう早慶やMarch）の
大学出身者がボリュームゾーンです。

税理士やUSCPAには受験資格がある

公認会計士とよく比較される
税理士やUSCPAには学歴などの受験資格があります。

税理士との比較は
こちらの記事を見てみてください。
合わせて読みたい
>>公認会計士と税理士の違い

公認会計士の就職活動に学歴は必要？

結論からいうと、
基本的に就職活動に学歴は不要です。

なくはないです。

公認会計士試験に合格すると
ほとんどの受験生は監査法人に就職しますが、
この監査法人という会社は
非常に景気に左右されやすいという特徴があります。

2020年現在の就職状況は
そこまで悪くないですが、
リーマンショック後の
2009年～2012年の就職状況は最悪でした。

半分以上の人が監査法人に就職できず、
就職できるのは東大卒や現役慶應生など
一部のエリートのみという状況でした。

なので「就職に学歴は不要！」とは決して言い切れないです。

監査法人の実情はどうなの？

学歴は不要とは言い切れないものの、
ここ最近は非常に就職しやすい状況は続いています。

ないですね。
名門大卒どころか高卒の方でも
公認会計士資格をもっていれば
全く問題なく就職できます。

監査法人に学閥（学歴派閥）はあるのか？

結論からいうとありません。

パートナーの方々には
名門大卒の人が多いですが、
学歴があるからということはないですね。

学歴が必要な人もいる

基本的には公認会計士に学歴は不要と
お話してきましが、一部必要な方もいます。

学歴が必要なのは

のような方々。

学歴が必要な公認会計士①：学者や教授職に興味のある人

公認会計士の中には
会計学を極めるべく大学教授の道に進むような方もいます。

教育機関のような狭い世界では未だに
権威性は大事です。

将来的にそういった
権威ある世界に進みたいのであれば、
大卒では足りず大学院に進む必要があるでしょう。

学歴が必要な公認会計士②：公認会計士からのキャリアアップを望んでいる人

公認会計士の世界から大幅なキャリアアップを望む場合にも学歴は必要になります。

具体的には外資系戦略コンサルティングファームなどへの転職を望む場合です。

そういった場合だと
日本の大卒だけでは足りず、
海外のトップ大学のMBA資格が必要になるパターンが多いです。

公認会計士に学歴はなくても良いけどあって困るものじゃない

結論としては、
公認会計士には学歴は不要ですが、
あって困るものではありません。

少なくとも今の社会では
学歴が邪魔になることはありません。

たまに

という大学生の方がいますが、
絶対におすすめしません。

公認会計士は大学に通いながらでも
とれる資格ですし、
むざむざ大卒という資格を捨てる必要はありません。

大学はしっかり卒業し、
公認会計士資格の取得を目指しましょう！！

合わせて読みたい
>公認会計士を目指す前にすべき5つの準備”>>>公認会計士を目指す前にすべき5つの準備

それでは！

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