
公認会計士に英語は必要?
こんな疑問を解消します。
結論、監査法人で出世するならある程度の英語力は必須です。
簿記や税理士を含む会計系資格のトップに位置する公認会計士。
グローバル化が進む中、会計という英語からかけ離れた世界の資格なので

公認会計士に英語って必要なの?
と疑問に思う人も多いです。
そこで本記事では現役公認会計士の筆者が
- 公認会計士に英語は必要となる場面
- 公認会計士に求められる英語力
- 英語ができる公認会計士の展望
- 筆者の英語業務の体験談
を紹介します。
本記事を読めば公認会計士に英語が必要か分かります。
公認会計士や英語を使う職業に興味のある方は必見の内容です。
最後に実際の体験談を書いているので、よりリアルな内容を知りたい方はぜひご覧ください!
筆者は現役の公認会計士です。
本記事の内容は自身の体験や周りの公認会計士に取材した内容を基に執筆しています。
本記事にはプロモーションが含まれています
公認会計士に英語が必要となる4つの場面

公認会計士をしていて
英語力が必要になる場面は以下の4つ。
英語が必要な場面①:監査法人で管理職に上がる時

監査法人で管理職に上がる時には一定の英語力が求められます。

管理職って?
監査法人は大体
- スタッフ
- シニアスタッフ
- マネージャー
- それ以上
って感じで職階が分かれていて、
マネージャー以上が管理職にあたります。

大体8年前後でなるイメージです
大手の監査法人はどこも海外ファームと提携しているので、管理職に上がる際には一定の英語力が必要となるんです。

海外ともやりとりできてこその管理職!ってことですね
監査法人の管理職に求められる英語力は?
監査法人の管理職に求められる英語力は、
- TOEIC 550〜650点
といわれています。
若干法人間で違いがあるようですが、
求められる水準感は似ているようです。

私も大手監査法人に勤務してますが、確かに上記の水準感ですね。
英語が必要な場面②:監査法人で外資系クライアントを担当する時

監査法人で外資系のクライアントを担当する時にもある程度の英語力は必要になります。

具体的にどんな場面で使うの?
割と多いのは「メールは英語」のパターンですね。
外資系とはいえ日本内にある会社だとクライアント側の担当者は日本人が多いんですが、
担当者の上司は外国人という状況が結構あります。
そういった場合は普段のやり取りは日本語になるんですが、
メールには外国人の上司が入っているので、メールは英語で書かないといけなくなります。

一人の外国人上司のために他の日本人が英語に付き合ってる感じです笑
もちろんクライアント担当者が外国人というパターンも普通にあって、
そういったケースだと電話やミーティングといった日常業務も英語ですね。
ちなみに監査法人側のチームメンバーも外国人というパターンもあって、
そういった場合だと社内も社外も英語でのやりとりです。

結局はチーム状況によるって感じです
監査法人で外資系クライアントを担当する時に求められる英語力は?
求められる英語力は一概には言えないですが、
- 基本的な読み書き
- ある程度にヒアリング力
- 簡単な英語で説明できる力
があればまぁ乗り切れるかなって感じです。

中学英語を完璧にマスターできてればなんとかなります
しかも別に監査法人に入る時に英語ができる必要はなくて、
仕事をやっていく中で覚えていけばOKというのが監査法人のスタンスです。

みんな仕事をやりながら外でも勉強してどんどんできるようになりますね
英語が必要な場面③:監査法人で海外に出向する時

監査法人で海外に出向する時にも
英語力は必須です。

海外に出向?
上にも書きましたが、
大手監査はどこも海外のBig4と呼ばれるファームと繋がっていて、
海外支店へ一時転勤することができます。

海外出向を夢見て働いている人は結構います
場所は
- アメリカ
- アジア
- ヨーロッパ
といった世界中のどこへでも行けるチャンスがあります。
監査法人で海外に出向する時に求められる英語力は?
感覚的に分かると思いますが海外出向の際に求められる英語力は日本で監査している時に求められる英語力も上です。
立場にも寄りますが、全てのコミニケーションを英語で行うことになるので、読み書きだけできるというレベルでは厳しいです。
英語力の段階はしばしば
- 日常会話レベル
- ビジネスレベル
- ネイティブレベル

英語が話せるというより、英語を使って仕事ができる必要があります
英語が必要な場面④:外資系の会社(コンサルファーム等)に転職する時

監査法人を出て事業会社に転職する際、
外資系の会社では英語力が求められるシーンがあります。
ただこれは「外資=英語が必要」ということではなく、
日系企業であっても海外支店とのやりとりといった英語業務を必要とされることがあります。
外資系の会社(コンサルファーム等)に転職する時に求められる英語力は?
これに関してはピンキリで会社単位ではなくプロジェクト単位で求められる英語力は変わります。
外資系コンサルにいても日系企業だけを相手に全く英語を使わない人もいますし、
求められる英語力はバラバラです。

英語ができた方が幅は広がるのは確実ですね
英語ができる公認会計士の展望


結局のところ公認会計士に英語は必要なの?
と問われれば、

人によります!
というのが回答にはなるんですが、
監査法人で管理職になりたいなら最低限の英語力は必要ですし、
管理職になる前にも英語ができることでできる仕事の幅は広がります。
ただ公認会計士としての日常業務で英語を使っている人は全体の10%にも満たないだろうなというのが実際の感覚値なので、

自分は英語を一切使わない世界で生きていく!!
という固い意志があるなら、
別に英語を使わずに公認会計士として生きていくことはできますね。

英語使って仕事してる人が目立つだけで、割合としては少ないです。
筆者の英語業務の体験談

私の監査法人での英語業務の体験談でいうと、割と英語を使っている方です。
若手の時から外資系クライアントを担当しており、メールでのやりとりから始まり、英語ミーティングに参加することもしばしば。

じゃあやっぱり英語力必要じゃん!
と思われるかもしれないですが、私の英語力は完全にゼロに近くて、基本的に
- Google翻訳
- 周りの英語できる人にミーティング内容を聞く
といった方法でなんとか乗り切ってます笑

そんなんで仕事できるの?
と思いますよね笑
ただ、上でも少し書きましたが、
英語を話せる
というのと、
英語を使って仕事ができる
というのは全く違うんですよね。
日本語で考えてみてください。
我々は日本人なので全員日本語を話せますが、
だからって全員が仕事できるわけじゃないですよね。
日本で日本語使って仕事しているのに、
仕事できない人ってたくさんいるじゃないですか。

言葉を話すのと仕事をするって全く別のことですからね
なので逆に言うと、
英語ができなくても英語で仕事をすることはできるんですよ。
公認会計士を目指す前にすべきこと

ここまでの内容を読んで

公認会計士に興味あるかも!
という方は、まずは
という2つのステップから始めましょう。

なんでこの2つから始めるの?
目指す前にすべきこと①:公認会計士の「試験」や「仕事」を知る

公認会計士に興味をもったら、
- 公認会計士の試験の概要
- 公認会計士ができる仕事の内容
をしっかり理解するところから始めましょう。

ここはおろそかにしちゃダメです!

なんで?
公認会計士試験は決して簡単ではないですし
公認会計士の仕事は誰にでも合うわけではないです。
試験の概要をあまり理解せずに勉強を始めて

こんな試験が難しいと
思わなかった…
とすぐに脱落してしまう人や、
仕事の内容を知らずに就職して

こんな仕事が楽しくないと
思わなかった…
とすぐに退職してしまう人は一定数います。

私は何度も見てきました
そんなことにならないために、
公認会計士の試験や仕事についての理解は
絶対にしておきましょう。

じゃあ試験や仕事について
ネットで調べれば良いのかな?
もちろんネットでも良いですが、
おすすめは「公認会計士試験非常識合格法」という超人気書籍を読むのが早くて確実です。

↓コレです!


公認会計士試験非常識合格法?
どんな本なの??
簡単にいうと、
さくっと読めるボリュームで
- 公認会計試験はどんな試験か
- 公認会計士はどんな仕事か
というのを説明している本です。
公認会計士に関することは何でも書かれているので、下手にネットで情報を集めるよりも
これ1冊を読む方が早く確実に公認会計士を理解できます。

事前理解にピッタリなんです!
もちろん私も読みましたし、
会計士受験生の仲間たちもみんな読んでました。
ネットで調べても出てこないような
試験勉強のテクニック等も紹介されていて

公認会計士目指そうかな
と迷っている方なら絶対に読まないと損する本です。
この本は資格の専門学校として有名な
クレアールが出版していて、
書店やネットでも購入できますが、
なんと今ならクレアールへ資料請求するだけで
無料でこの本が手に入るんです。

Amazonで1,650円の本が
無料になる超お得な裏技です
クレアールがいつまでこんなお得なキャンペーンをやっているか分からないので(先着で締め切る時もありました)、少しでも気になる方はとりあえず資料請求しちゃいましょう。

1~2分で完了します
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一つ注意してほしいのは、
↓の「公認会計士試験非常識合格法書籍」へのチェックを忘れないようにしてください。


ここのチェック忘れると
肝心の本が届かないので
メールアドレスの記載は必須ですが、
しつこい営業メールがくることはないので
安心してください!
合わせて読みたい
>>「公認会計士試験非常識合格法」を現役会計士がガチレビュー
目指す前にすべきこと②:簿記3級の勉強を始める

公認会計士に興味のある人は、
本で公認会計士の試験や仕事を理解しつつ、
簿記3級の勉強を始めましょう。

なんで簿記3級?
公認会計士は会計系資格のトップで、
公認会計士をゴールとするなら、
スタートとなるのは簿記3級です。
簿記は
- 公認会計士試験のメイン科目
- 公認会計士の仕事の中心
という非常に重要なもので、
簿記なしで公認会計士は語れません。
というか、もしあなたが簿記の勉強をしてみて

簿記つまらない!嫌い!
となったら公認会計士に向いていないので、
目指すのはおすすめしません…。

それくらい簿記は大事です
逆に、軽く簿記の勉強をしてみて、

簿記って面白い!
となったら公認会計士の適性アリです。
なので公認会計士としての適性をチェックする意味でも、とりあえず簿記の勉強を始めましょう。

簿記の勉強を始めるには?
テキストを買えばいいのかな?
いきなり市販テキストで勉強も良いですが、
簿記3級にもとっておきの裏技があるので紹介します!

超お得に簿記3級の勉強を始める
裏技です
簿記3級の勉強を始める際は、
CPA会計学院という資格の専門学校へ
資料請求しましょう。

CPA会計学院ってどこ?
なんでまた資料請求?
CPA会計学院は
会計系資格に強い学校として有名で、
特に最近の公認会計士試験の合格実績は群を抜いています。

業界では知らない人はいないです
そんなCPA会計学院に資料請求をすると
公認会計士講座の入門講義が無料で受講できるんですが、この入門講義が簿記3級相当の内容となっているんです。
なのでこの授業を受けると
- 簿記3級の勉強をしつつ
- 公認会計士試験の超人気専門学校の授業を体験できる
というわけです。

まさに一石二鳥ですね
体験受講できる専門学校は他にもありますが、
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資料請求すると数日で教材とURLが届くので、

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ちなみに簿記3級の講座は2万円くらいするので、教材と授業が全て無料で手に入るのは
めちゃくちゃお得です。

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CPA会計学院もいつまでこんなお得な
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気になる方は早めに資料請求しましょう!

クレアールといい
CPA会計学院といい
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他にも目指す前にしておきたい準備を
こちらの記事で紹介しているのでぜひ見てみてください。
合わせて読みたい
>>公認会計士を目指す前にやるべき5つの準備【コレだけでOK】
公認会計士で英語が必要な人は一握りです

今回は公認会計士で英語が必要な状況をお話ししてきましたが、実際に仕事をする上で英語が必須な人は一握りです。

英語で仕事がしたい!
という方のニーズに応えることはできますし、逆に

英語嫌い!勉強したくない!
という方も英語から逃げることはできるので安心してください笑

つまりどんな方でも公認会計士になれます!笑
公認会計士に向いている人の特徴はこちらの記事でも紹介しているので興味ある方は見てみてください。
合わせて読みたい
>>公認会計士に向いている人の特徴5選【現役公認会計士が語る】
それでは!