- 公認会計士にはどういう流れでなるの?
- 公認会計士になるには大学は必須?
こんな疑問を解消します。
結論、公認会計士になるのに大学は不要。
公認会計士になるまでの流れは本記事を読めば分かります。
国家三大資格に位置する公認会計士。
あまり日常生活になじみのない仕事なので、
どうやってなるの?
と疑問に思う人が多いです。
そこで本記事では
- 公認会計士になるまでの流れ
- 公認会計士になるのに大学は必須か
- 公認会計士になるまでのスケジュール
- 公認会計士登録のあるある
を紹介します。
本記事を読めば、
公認会計士になるまでの流れが理解できます。
公認会計士に興味のある方は必見の内容です。
本記事にはプロモーションが含まれています
公認会計士になるまでの流れ
公認会計士ってどうやったらなれるの?
公認会計士になるまでの流れは以下の3Step。
- Step1公認会計士試験(1次試験&2次試験)合格
- Step2実務補習+実務経験(2年)
- Step3修了考査(3次試験)合格
それぞれのステップを
簡単に説明しますね
Step①:公認会計士試験(1次試験&2次試験)合格
最初にして最大のステップは
公認会計士試験合格です。
公認会計士試験は
- 短答式試験(1次試験)
- 論文式試験(2次試験)
という二次試験方式となっており、
国家最難関資格と呼ばれている資格は
この2つの試験のことを指します。
「公認会計士試験に合格した」
というのはこの1次と2次に
通ったことを意味します
正直この2つの試験さえ通れば
ほとんど終わったも同然で、
試験に受かればStep2と3に進む前に
監査法人という公認会計士だけの会社に就職できます。
合わせて読みたい
>>監査法人ってどうなの?年収や職場環境を会計士がぶっちゃけるよ
Step1の
公認会計士試験に合格することは、
- 医者でいう医学部卒業
- 弁護士でいう司法試験合格
という、一番高い壁はもう超えたかなという感じ。
医者の場合には研修医に、
弁護士の場合は司法修習生になりますが、
公認会計士も同じイメージです。
とりあえず年収1,000万円は
Step1さえ超えれば確定です
Step②:実務補習+実務経験(2年)
最初にして最大の関門であるStep1の次は、
余裕しゃくしゃくのStep2です。
余裕なんだ?
余裕です。Step2は
- 実務経験2年
- 実務補習
の2つですが、
実務経験2年は普通に2年間働くだけでOK。
一応公認会計士ぽい
職種じゃないとダメですけどね
実務補習は大学の単位に似ていて、
授業に出る+論文課題の提出を通じて
1~3年間で必要な単位をとっていくものです。
本当に大学みたいだね
むしろ大学よりも全然楽で、
授業があるの期間は半年もないですし、
e-Learningというネット授業もあります。
論文の課題も
落とすためのものじゃないので
ぶっちゃけ余裕です
なので2年間働きながら、
文系大学のノリで単位をとっていけば
Step2は余裕でクリアできます。
Step1の方が
100倍くらい大変です
Step③:修了考査(3次試験)合格
最後のStep3は修了考査の合格。
一応、Step1の2つの試験は
- 一次試験
- 二次試験
と呼ばれ、
修了考査は三次試験と呼ばれるので、
修了考査を合格して晴れて公認会計士と名乗ることができます。
じゃあ一次と二次を通っただけじゃ公認会計士ではないんだ?
厳密にはそうですね。
三次に受かる前の人は、
「公認会計士試験合格者」などと呼ばれることが多いです。
公認会計士は日本公認会計士協会という
団体に登録することで初めて名乗ることが許されますが、
- 一次二次試験合格者:公認会計士協会準会員
- 三次試験合格者者:公認会計士
といった感じで名刺には書かれます。
正式な書類には、
「公認会計士協会準会員」
と記載されます
公認会計士になるのに大学は必須か
公認会計士になるのに
大学は必要なの?
と質問がされることがありますが、
結論からいうと大学は必要ないです。
というか何なら
高校とか中学も
出ていなくて平気です
理由は単純で、
公認会計士には受験要件が存在しないから。
公認会計士に
受験要件があると思っている人は、
おそらくよく似た資格の税理士と勘違いしていて、
税理士には
- 大学卒業
- 簿記1級取得
といった受験要件がいくつか存在します。
公認会計士と違って
誰でも受けられない資格です
合わせて読みたい
>>公認会計士と税理士の違いを両資格保持者が解説
受験資格ないとしても
実際はほとんど大卒じゃないの?
それはその通りですね。
高卒の人も普通にいますが、
どちらが多数派かといったら間違いなく大卒の方が多いです。
ただ
- 高卒だと出世できない
- 高卒だと給料が上がりにくい
といった学歴差別的なものは、
監査法人には一切ないです。
士業というプロフェッショナルな仕事なので
逆にいうと学歴があっても
仕事できなければ切り捨てられていってしまう厳しい世界ですね。
東大卒でも
仕事できなければ
干されます
合わせて読みたい
>>公認会計士に学歴は必要?現役会計士が体験談を交え解説
公認会計士になるのにおすすめの大学はある?
公認会計士になるのに
大学は必須じゃないですが、
公認会計士になるのに
おすすめの大学はある?
という質問もよくあります。
東京の大学なら
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
- 明治大学
- 中央大学
のどれかがおすすめで、
上の4校には公認会計士の合格を支援する大学内プログラムがあります。
どんなやつ??
毎年内容は変わるので
詳しくは大学に問い合わた方が良いですが、
- 在学中に合格すると100万円以上の祝い金
- 専門学校講師が大学に来て直接授業
- 監査法人の社員が訪問して就職説明会
などなどたくさんの支援があります。
同級生や先輩に
公認会計士の知り合いが多くなるので
- 受験勉強
- 就職活動
のいずれの場面でも情報戦で有利になります。
どこでも良いという人は
上の4校から選ぶのもアリですね
公認会計士になるまでのスケジュールは?
大学入学から公認会計士になるまでの
スケジュールの一例を紹介します。
割と多いモデルケースを紹介しますね
- 2021年4月大学入学
- 2021年12月までに公認会計士専門学校へ入学
→ほとんどの人がダブルスクールをします
- 2023年12月公認会計士試験1次(短答)合格
→大学3年生で合格(早い人は2年生)
- 2024年8月公認会計士試験2次(論文)合格
→大学4年生で合格(早い人は3年生)
- 2025年3月大学卒業
- 2025年4月監査法人入所
- 2025年5月から2028年12月実務経験+実務補習
- 2028年12月修了考査受験
- 2029年4月修了考査(3次試験)合格
→ここで晴れて公認会計士です
上記は大学の在学中に合格という
エリートコースですが、監査法人内ではあまり珍しくない例ですね。
このモデルケースの人は
山ほどいます
公認会計士登録のあるある
ここからはコラム的に、いくつか
公認会計士登録に関するあるあるを紹介していきます。
公認会計士の人なら
めっちゃわかるはず
登録あるある①:長い間三次試験に受からない人がいる
これはあるあるですね。
三次試験の合格率って高いので、
基本的に監査法人の人は受かるんですよ。
監査法人じゃないと受からないの?
「監査論」という監査法人に勤めている人に有利な科目があるので、
- 事業会社の経理や財務
- コンサルティングファーム
- 税理士法人
などに最初から就職していると、
合格率はぐっと下がるといわれています。
なのに監査法人にも
何年も挑戦しているのに合格できない人がいるんですよね。
社内では結構な
有名人だったりします
登録あるある②:正直なくても困らない
これもあるあるで、
正直どこかの企業に勤めている間って
公認会計士である意味はあんまりないです。
なんで?
公認会計士登録していないと
最後の最後に会社に出す監査報告書という
レポートにサインができないんですが
このレポートにサインするのって
監査法人の中でもパートナーという職階の
超偉い人だけなんです。
出世が早い人でも
パートナーになるには
20年くらいかかります
だから会社に入って数年のやつが
公認会計士登録していたところで、
その権限を使うことってないんですよね。
独立して自分の事務所を作る時は
なってないとダメなんですけどね
登録あるある③:辞める時の基準にしている人がいる
これもあるあるで、
転職とか考えてる?
という話をすると、
とりあえず
修了考査受かるまで
いようかな
といった感じで、
転職のラインとして考えている人は結構多いです。
履歴書に
「公認会計士」と書けますからね
公認会計士を目指す前にすべきこと
ここまでの内容を読んで
公認会計士に興味あるかも!
という方は、まずは
という2つのステップから始めましょう。
なんでこの2つから始めるの?
目指す前にすべきこと①:公認会計士の「試験」や「仕事」を知る
公認会計士に興味をもったら、
- 公認会計士の試験の概要
- 公認会計士ができる仕事の内容
をしっかり理解するところから始めましょう。
ここはおろそかにしちゃダメです!
なんで?
公認会計士試験は決して簡単ではないですし
公認会計士の仕事は誰にでも合うわけではないです。
試験の概要をあまり理解せずに勉強を始めて
こんな試験が難しいと
思わなかった…
とすぐに脱落してしまう人や、
仕事の内容を知らずに就職して
こんな仕事が楽しくないと
思わなかった…
とすぐに退職してしまう人は一定数います。
私は何度も見てきました
そんなことにならないために、
公認会計士の試験や仕事についての理解は
絶対にしておきましょう。
じゃあ試験や仕事について
ネットで調べれば良いのかな?
もちろんネットでも良いですが、
おすすめは「公認会計士試験非常識合格法」という超人気書籍を読むのが早くて確実です。
↓コレです!
公認会計士試験非常識合格法?
どんな本なの??
簡単にいうと、
さくっと読めるボリュームで
- 公認会計試験はどんな試験か
- 公認会計士はどんな仕事か
というのを説明している本です。
公認会計士に関することは何でも書かれているので、下手にネットで情報を集めるよりも
これ1冊を読む方が早く確実に公認会計士を理解できます。
事前理解にピッタリなんです!
もちろん私も読みましたし、
会計士受験生の仲間たちもみんな読んでました。
ネットで調べても出てこないような
試験勉強のテクニック等も紹介されていて
公認会計士目指そうかな
と迷っている方なら絶対に読まないと損する本です。
この本は資格の専門学校として有名な
クレアールが出版していて、
書店やネットでも購入できますが、
なんと今ならクレアールへ資料請求するだけで
無料でこの本が手に入るんです。
Amazonで1,650円の本が
無料になる超お得な裏技です
クレアールがいつまでこんなお得なキャンペーンをやっているか分からないので(先着で締め切る時もありました)、少しでも気になる方はとりあえず資料請求しちゃいましょう。
1~2分で完了します
リンク先にいったら名前や住所などの項目を記載するだけでOKです。
一つ注意してほしいのは、
↓の「公認会計士試験非常識合格法書籍」へのチェックを忘れないようにしてください。
ここのチェック忘れると
肝心の本が届かないので
メールアドレスの記載は必須ですが、
しつこい営業メールがくることはないので
安心してください!
合わせて読みたい
>>「公認会計士試験非常識合格法」を現役会計士がガチレビュー
目指す前にすべきこと②:簿記3級の勉強を始める
公認会計士に興味のある人は、
本で公認会計士の試験や仕事を理解しつつ、
簿記3級の勉強を始めましょう。
なんで簿記3級?
公認会計士は会計系資格のトップで、
公認会計士をゴールとするなら、
スタートとなるのは簿記3級です。
簿記は
- 公認会計士試験のメイン科目
- 公認会計士の仕事の中心
という非常に重要なもので、
簿記なしで公認会計士は語れません。
というか、もしあなたが簿記の勉強をしてみて
簿記つまらない!嫌い!
となったら公認会計士に向いていないので、
目指すのはおすすめしません…。
それくらい簿記は大事です
逆に、軽く簿記の勉強をしてみて、
簿記って面白い!
となったら公認会計士の適性アリです。
なので公認会計士としての適性をチェックする意味でも、とりあえず簿記の勉強を始めましょう。
簿記の勉強を始めるには?
テキストを買えばいいのかな?
いきなり市販テキストで勉強も良いですが、
簿記3級にもとっておきの裏技があるので紹介します!
超お得に簿記3級の勉強を始める
裏技です
簿記3級の勉強を始める際は、
CPA会計学院という資格の専門学校へ
資料請求しましょう。
CPA会計学院ってどこ?
なんでまた資料請求?
CPA会計学院は
会計系資格に強い学校として有名で、
特に最近の公認会計士試験の合格実績は群を抜いています。
業界では知らない人はいないです
そんなCPA会計学院に資料請求をすると
公認会計士講座の入門講義が無料で受講できるんですが、この入門講義が簿記3級相当の内容となっているんです。
なのでこの授業を受けると
- 簿記3級の勉強をしつつ
- 公認会計士試験の超人気専門学校の授業を体験できる
というわけです。
まさに一石二鳥ですね
体験受講できる専門学校は他にもありますが、
無料で教材がもらえて、
簿記3級の内容を網羅する授業が受けられるのはCPA会計学院だけです。
資料請求すると数日で教材とURLが届くので、
パソコン、スマホ、タブレットで受講しましょう!
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ちなみに簿記3級の講座は2万円くらいするので、教材と授業が全て無料で手に入るのは
めちゃくちゃお得です。
超破格のキャンペーンです
CPA会計学院もいつまでこんなお得な
キャンペーンをやっているか分からないので、
気になる方は早めに資料請求しましょう!
クレアールといい
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最近の専門学校の
キャンペーンはすごいです
記載したメールアドレスや電話番号に
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他にも目指す前にしておきたい準備を
こちらの記事で紹介しているのでぜひ見てみてください。
合わせて読みたい
>>公認会計士を目指す前にやるべき5つの準備【コレだけでOK】
公認会計士になるには本記事のStep3を踏めばOK
公認会計士になるには
以下の3Stepを踏めばOKです。
- Step1公認会計士試験(1次試験&2次試験)合格
- Step2実務補習+実務経験(2年)
- Step3修了考査(3次試験)合格
受験要件は一切存在しない
かなり開かれた資格試験なので
資格に興味あるな…
という人であれば
誰にでもおすすめできる資格です。
興味のある方はぜひぜひ公認会計士を目指しましょう!
それでは。
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