2022年の公認会計士試験の合格率はどうだったの?昨年から大きな違いはあった?
こんな疑問を解消します。
結論、2022年の公認会計士試験の合格率は若干低下したものの、合格者は増加しており今のうちに目指すべき資格です!
医者、弁護士と並んで国家三大資格と呼ばれる公認会計士。
難関資格で合格者数は景気の影響を受けるので、
今年の合格率はどうだったんだろう…何か大きな違いはあったかな…
と気になっている人は多いです。
そこで本記事では現役公認会計士で大手監査法人に勤務しリクルーターもやっている筆者が、
- 2022年の合格率の所見
- 公認会計士の就職状況
について解説します。
公認会計士試験の動向を知りたい方は必見の内容です。
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2022年(令和4年)公認会計士試験の合格率は?
2022年の公認会計士試験の合格者は1,456人、合格率は7.7%でした。
合格率は去年よりも1.9%減少しましたが、
合格者は96名増加し11年ぶりに合格者は1,400名を超えました。
ここ数年の合格率推移は以下のとおり
年度 | 1次(短答)試験 | 2次(論文)試験 | 合算の合格率 |
2022年 | 9.9% | 35.8% | 7.7% |
2021年 | 21.6% | 34.1% | 9.6% |
2020年 | 16.0% | 35.9% | 10.1% |
2019年 | 17.0% | 35.3% | 10.7% |
2018年 | 20.3% | 35.5% | 11.1% |
2017年 | 17.7% | 37.2% | 11.1% |
2016年 | 17.4% | 35.3% | 10.8% |
合格率10%を数%下回ってしまいましたが、合格者増加はポジティブな結果ですね。
合わせて読みたい
>>公認会計士の合格率10%にビビる必要ない3つの理由
2022年の公認会計士試験合格者の内訳
ここ数年で目につくのは
- 合格年齢の若年化
- 女性合格率の上昇
の2つ。2022年の合格実績でいうと、
- 合格者の平均年齢:24.4歳
- 合格者の女性比率:22.5%
でした。
これってどうなの?
まず年齢について、昨年ついに平均年齢が25歳を下回り、今年はそれよりも平均年齢が下がりました。
大手監査法人でリクルーターしていても、
受験生の若年化はかなり肌で感じています。
昔は大学3年生で合格するのも全然珍しくないですね。
平均年齢25歳については、
これはおそらく合格者のパターンが二極化している結果です。
二極化?
つまり今の合格者は
- 大学在学中に21〜22歳で合格
- 社会人経験数年してから27〜29歳で合格
のどちらかが多いんです。
昔は大学卒業して数年して合格パターンも多かったんですが、最近は上記の2パターンが多いですね。
また女性についても本当に最近増えて、
およそ5人に1人が女性会計士となっています。
昔は10%しか女性がいなかったのに、
今はその倍ですからね。
時代の変化を感じます
合わせて読みたい
>>公認会計士は女性におすすめ過ぎる5つの理由
2022年の公認会計士試験合格者の就職先
合格者1,456に対し
- EY新日本監査法人
- KPMGあずさ監査法人
- デロイトトーマツ監査法人
- PwCあらた監査法人
の4大監査法人の募集人員は昨年と同水準の1,000人以上と言われています。
準大手監査法人、地方事務所、コンサル会社に行く人もいるので、希望者はほぼ全員が大手監査法人に入れる状況です。
つまり就職状況は良好ですね
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>>公認会計士の就職事情を現役リクルーターが解説
結論、公認会計士はまだまだ目指す価値があります
2022年の発表を見る限り、合格率の急激な悪化や監査法人への就職難などの心配はなく、公認会計士が目指すべき価値のある資格という状況に変化はなさそうです。
私自身、四大監査法人に勤務していますが、
給料の悪化やリストラなども起こっていないですし、
公認会計士の職場環境は非常に良く、
これから目指す人にもおすすめの資格といえますね!
合わせて読みたい
>>公認会計士とったら社畜になるどころか自由な人生を手にできた話【体験談】
公認会計士を目指す前にすべきこと
ここまでの内容を読んで
公認会計士に興味あるかも!
という方は、まずは
という2つのステップから始めましょう。
なんでこの2つから始めるの?
目指す前にすべきこと①:公認会計士の「試験」や「仕事」を知る
公認会計士に興味をもったら、
- 公認会計士の試験の概要
- 公認会計士ができる仕事の内容
をしっかり理解するところから始めましょう。
ここはおろそかにしちゃダメです!
なんで?
公認会計士試験は決して簡単ではないですし
公認会計士の仕事は誰にでも合うわけではないです。
試験の概要をあまり理解せずに勉強を始めて
こんな試験が難しいと
思わなかった…
とすぐに脱落してしまう人や、
仕事の内容を知らずに就職して
こんな仕事が楽しくないと
思わなかった…
とすぐに退職してしまう人は一定数います。
私は何度も見てきました
そんなことにならないために、
公認会計士の試験や仕事についての理解は
絶対にしておきましょう。
じゃあ試験や仕事について
ネットで調べれば良いのかな?
もちろんネットでも良いですが、
おすすめは「公認会計士試験非常識合格法」という超人気書籍を読むのが早くて確実です。
↓コレです!
公認会計士試験非常識合格法?
どんな本なの??
簡単にいうと、
さくっと読めるボリュームで
- 公認会計試験はどんな試験か
- 公認会計士はどんな仕事か
というのを説明している本です。
公認会計士に関することは何でも書かれているので、下手にネットで情報を集めるよりも
これ1冊を読む方が早く確実に公認会計士を理解できます。
事前理解にピッタリなんです!
もちろん私も読みましたし、
会計士受験生の仲間たちもみんな読んでました。
ネットで調べても出てこないような
試験勉強のテクニック等も紹介されていて
公認会計士目指そうかな
と迷っている方なら絶対に読まないと損する本です。
この本は資格の専門学校として有名な
クレアールが出版していて、
書店やネットでも購入できますが、
なんと今ならクレアールへ資料請求するだけで
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Amazonで1,650円の本が
無料になる超お得な裏技です
クレアールがいつまでこんなお得なキャンペーンをやっているか分からないので(先着で締め切る時もありました)、少しでも気になる方はとりあえず資料請求しちゃいましょう。
1~2分で完了します
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一つ注意してほしいのは、
↓の「公認会計士試験非常識合格法書籍」へのチェックを忘れないようにしてください。
ここのチェック忘れると
肝心の本が届かないので
メールアドレスの記載は必須ですが、
しつこい営業メールがくることはないので
安心してください!
合わせて読みたい
>>「公認会計士試験非常識合格法」を現役会計士がガチレビュー
目指す前にすべきこと②:簿記3級の勉強を始める
公認会計士に興味のある人は、
本で公認会計士の試験や仕事を理解しつつ、
簿記3級の勉強を始めましょう。
なんで簿記3級?
公認会計士は会計系資格のトップで、
公認会計士をゴールとするなら、
スタートとなるのは簿記3級です。
簿記は
- 公認会計士試験のメイン科目
- 公認会計士の仕事の中心
という非常に重要なもので、
簿記なしで公認会計士は語れません。
というか、もしあなたが簿記の勉強をしてみて
簿記つまらない!嫌い!
となったら公認会計士に向いていないので、
目指すのはおすすめしません…。
それくらい簿記は大事です
逆に、軽く簿記の勉強をしてみて、
簿記って面白い!
となったら公認会計士の適性アリです。
なので公認会計士としての適性をチェックする意味でも、とりあえず簿記の勉強を始めましょう。
簿記の勉強を始めるには?
テキストを買えばいいのかな?
いきなり市販テキストで勉強も良いですが、
簿記3級にもとっておきの裏技があるので紹介します!
超お得に簿記3級の勉強を始める
裏技です
簿記3級の勉強を始める際は、
CPA会計学院という資格の専門学校へ
資料請求しましょう。
CPA会計学院ってどこ?
なんでまた資料請求?
CPA会計学院は
会計系資格に強い学校として有名で、
特に最近の公認会計士試験の合格実績は群を抜いています。
業界では知らない人はいないです
そんなCPA会計学院に資料請求をすると
公認会計士講座の入門講義が無料で受講できるんですが、この入門講義が簿記3級相当の内容となっているんです。
なのでこの授業を受けると
- 簿記3級の勉強をしつつ
- 公認会計士試験の超人気専門学校の授業を体験できる
というわけです。
まさに一石二鳥ですね
体験受講できる専門学校は他にもありますが、
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ちなみに簿記3級の講座は2万円くらいするので、教材と授業が全て無料で手に入るのは
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クレアールといい
CPA会計学院といい
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他にも目指す前にしておきたい準備を
こちらの記事で紹介しているのでぜひ見てみてください。
合わせて読みたい
>>公認会計士を目指す前にやるべき5つの準備【コレだけでOK】
今こそ公認会計士を目指そう!
2022年の合格発表では公認会計士業界の悪化の傾向は見られなかったですが、2009年のリーマンショックの時は就職率が酷かったりと散々でした…
世の中の景気にかなり影響を受ける資格なんです…
早く受かっておけばそういった緊急事態になってもなんとかなるので、興味のある人はすぐに資料請求を今のうちに公認会計士を目指しましょう!
それでは。