公認会計士の難易度は?
税理士やUSCPAとの比較や
独学で合格できるか知りたい!
こんな疑問を解消します。
会計系資格のトップであり、
司法試験・医者と並んで国家三大資格の
公認会計士。
知名度も低く、
難易度を知らない人も多いです。
本記事では、
- 公認会計士試験の難易度
- 公認会計士試験が難しい理由
- 独学での合格可能性
- 税理士やUSCPA(米国公認会計士)
との比較 - 公認会計士を目指す価値
- 公認会計士を目指す前にすべきこと
を紹介します。
この記事を読めば、
公認会計士試験の難易度や目指す価値が分かります。
公認会計士試験に興味のある方は必見の内容です。
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公認会計士試験の難易度
公認会計士試験の難易度を、
- 合格率
- 平均勉強時間
から見ていきましょう。
難易度①:合格率から見る難易度
公認会計士試験には
1次試験(短答)と2次試験(論文)があります。
1次試験はマークシート方式で、
広く浅く知識を問う試験。
2次試験は論述方式で、
狭く深く知識を問う試験です。
直近6年間のそれぞれの過去の合格率は以下のとおり。
年度 | 1次(短答)試験 | 2次(論文)試験 | 合算の合格率 |
2022年 | 9.9% | 35.8% | 7.7% |
2021年 | 21.6% | 34.1% | 9.6% |
2020年 | 16.0% | 35.9% | 10.1% |
2019年 | 17.0% | 35.3% | 10.7% |
2018年 | 20.3% | 35.5% | 11.1% |
2017年 | 17.7% | 37.2% | 11.1% |
2016年 | 17.4% | 35.3% | 10.8% |
合格率だけを見ると低いですが
臆することはありません
結局は勉強量の勝負なので
偏差値や学歴は関係なし
合わせて読みたい
>>公認会計士の合格率10%にビビる必要ない3つの理由【現役会計士が教えます】
難易度②:平均勉強時間から見る難易度
資格の学校TACによると、
公認会計士試験の平均学習時間は3,664時間。
1日10時間の勉強を1年間続けて合格できる計算です。
10時間を1年間…
めちゃくちゃ大変だね
そうですね。
私個人は5,000時間以上勉強していますし
周りを見てもリアリティーのある数字です。
合わせて読みたい
>>公認会計士試験の勉強時間3,500hは本当?【結論:半分本当です】
勉強期間は最低でも1年、
私の友人で一番受験期間が長い人は10年間受験生をやってました。
10年間!?
10年間かかった友人の場合、
毎日10時間勉強していたわけではなく、
1,2時間程度のダラダラとした勉強を
長い期間続けていたパターンです。
逆にいうと、
どんなに難易度が高くても
受かるまで続ければ
受かります!
ちなみに友人が合格したのは29歳ですが、
生涯年収は大卒サラリーマンよりも上になることが予想されます。
7年間もブランクがあるのに?
そうです。
受かった瞬間に同い年の年収を追い抜いてます。
お金が全てではないですが、
お金の観点から言えば10年かけても合格する価値はあります。
公認会計士の年収については
こちらの記事で細かく紹介しています。
合わせて読みたい
>>公認会計士の年収はどれ位?平均年収や初任給を解説
公認会計士試験が難しい理由(試験制度や試験科目)
何が難しいの??
合格率や平均勉強時間から
難易度の高さを紹介してきました。
公認会計士試験が難しい理由は以下のとおり。
- 試験範囲が広い
- 試験内容が難しい
- 試験制度が難しい(1次と2次の勉強法が違う/一度に全部を受けないといけない)
- 周りのレベルが高い
- チャンスが少ない(1年に1回)
とにかく試験範囲が広いんですよね。
勉強を始めると、
え、こんなに量あるの??
マジで…????
と驚愕します。
難しい理由については
こちらの記事で細かく紹介しているので、
ぜひご覧ください。
合わせて読みたい
>>公認会計士試験が難しい5つの理由
公認会計士試験への独学での合格可能性
難易度は高いみたいだけど、
独学で合格はできるの?
99.9%以上無理です。
公認会計士が1,000人いても1人いないですね。
試験範囲が広く内容も難しいので、
独学での勉強は絶対におすすめしません。
独学じゃないならどうするの?
大原やCPA会計学院など、
資格の予備校(専門学校)に通うのが一般的です。
公認会計士の予備校比較は
こちらの記事をどうぞ。
合わせて読みたい
>>公認会計士の予備校を比較!合格率や費用を紹介
公認会計士の難易度を税理士やUSCPA(米国公認会計士)、簿記1級と比較
公認会計士資格は国家三大資格で
会計系資格のトップですが、
税理士やUSCPA(米国公認会計士)と比較してどうなのか紹介します。
税理士と公認会計士の難易度比較
税理士の合格率と平均時間は以下のとおり。
- 合格率:15%前後
- 平均勉強時間:2,000時間
税理士も難関国家資格ですが、
公認会計試験に比べると合格率も高く、勉強時間も短いですね。
公認会計士試験に合格すると
税理士資格もついてくるので
そういう意味でも
公認会計士の難易度の方が
上です
公認会計士と税理士の比較は
こちらの記事をどうぞ。
合わせて読みたい
>>公認会計士と税理士の違いを両資格保持者が解説【難易度/年収/仕事内容の違いなど】
USCPA(米国公認会計士)と公認会計士の難易度比較
USCPA(米国公認会計士)の合格率と平均時間は以下のとおり。
- 合格率:50%前後
- 平均勉強時間:1,200~1,500時間
一定の英語力は必要ですが、
公認会計士と比べるとかなり簡単なUSCPA。
簡単にもかかわらず、
- 年収
- キャリア
- 将来性
は全く引けを取りません。
かなりコスパの良い
資格ですね!
USCPAとは?
という方はこちらの記事をどうぞ。
合わせて読みたい
>>USCPA(米国公認会計士)とは?簡単に解説【3分で読める】
日商簿記1級と公認会計士の比較
簿記1級は公認会計士の完全な下位資格です。
公認会計士試験に受かる実力があれば、
簿記1級は簡単に受かることができるというイメージです。
合わせて読みたい
>>公認会計士になるのに簿記は必要?簿記1級との違い
難易度の高い公認会計士を目指す価値
かなり難易度が高い
みたいだけど、
目指す価値あるの?
結論からいうと、あります。
- 年収
- 就職
- 将来性
の観点から説明しますね。
目指す価値①:年収が高い
公認会計士の平均年収は1,000万円以上。
人によっては20代のうちから
1,000万円に到達しますし、
生涯年収は普通のサラリーマンの2倍。
お金面はかなり良いですね
合わせて読みたい
>>公認会計士の年収はどれ位?
合わせて読みたい
>>公認会計士になったら年収1,000万円余裕で超えた話【実体験】
目指す価値②:就職が楽
公認会計士は
- 会計監査
- 事業会社で経理・財務
- コンサルティング
- 最高財務責任者(CFO)
- 税理士業務
などなどかなり幅広く仕事ができるので、
仕事には困らないです。
合わせて読みたい
>>公認会計士の仕事内容は?つまらないって本当?現役会計士が本音で語ります!
目指す価値③:将来性がある
公認会計士は今後の社会でも
IAにとって代わられにくい仕事とされています。
これからの社会で通用する?
という心配があるかと思いますが、
その点は安心して大丈夫。
公認会計士になるメリットは
こちらの記事でも紹介しています。
合わせて読みたい
>>公認会計士になる5つのメリットと3つのデメリット
公認会計士を目指す前にすべきこと
ここまでの内容を読んで
公認会計士に興味あるかも!
という方は、まずは
という2つのステップから始めましょう。
なんでこの2つから始めるの?
目指す前にすべきこと①:公認会計士の「試験」や「仕事」を知る
公認会計士に興味をもったら、
- 公認会計士の試験の概要
- 公認会計士ができる仕事の内容
をしっかり理解するところから始めましょう。
ここはおろそかにしちゃダメです!
なんで?
公認会計士試験は決して簡単ではないですし
公認会計士の仕事は誰にでも合うわけではないです。
試験の概要をあまり理解せずに勉強を始めて
こんな試験が難しいと
思わなかった…
とすぐに脱落してしまう人や、
仕事の内容を知らずに就職して
こんな仕事が楽しくないと
思わなかった…
とすぐに退職してしまう人は一定数います。
私は何度も見てきました
そんなことにならないために、
公認会計士の試験や仕事についての理解は
絶対にしておきましょう。
じゃあ試験や仕事について
ネットで調べれば良いのかな?
もちろんネットでも良いですが、
おすすめは「公認会計士試験非常識合格法」という超人気書籍を読むのが早くて確実です。
↓コレです!
公認会計士試験非常識合格法?
どんな本なの??
簡単にいうと、
さくっと読めるボリュームで
- 公認会計試験はどんな試験か
- 公認会計士はどんな仕事か
というのを説明している本です。
公認会計士に関することは何でも書かれているので、下手にネットで情報を集めるよりも
これ1冊を読む方が早く確実に公認会計士を理解できます。
事前理解にピッタリなんです!
もちろん私も読みましたし、
会計士受験生の仲間たちもみんな読んでました。
ネットで調べても出てこないような
試験勉強のテクニック等も紹介されていて
公認会計士目指そうかな
と迷っている方なら絶対に読まないと損する本です。
この本は資格の専門学校として有名な
クレアールが出版していて、
書店やネットでも購入できますが、
なんと今ならクレアールへ資料請求するだけで
無料でこの本が手に入るんです。
Amazonで1,650円の本が
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一つ注意してほしいのは、
↓の「公認会計士試験非常識合格法書籍」へのチェックを忘れないようにしてください。
ここのチェック忘れると
肝心の本が届かないので
メールアドレスの記載は必須ですが、
しつこい営業メールがくることはないので
安心してください!
合わせて読みたい
>>「公認会計士試験非常識合格法」を現役会計士がガチレビュー
目指す前にすべきこと②:簿記3級の勉強を始める
公認会計士に興味のある人は、
本で公認会計士の試験や仕事を理解しつつ、
簿記3級の勉強を始めましょう。
なんで簿記3級?
公認会計士は会計系資格のトップで、
公認会計士をゴールとするなら、
スタートとなるのは簿記3級です。
簿記は
- 公認会計士試験のメイン科目
- 公認会計士の仕事の中心
という非常に重要なもので、
簿記なしで公認会計士は語れません。
というか、もしあなたが簿記の勉強をしてみて
簿記つまらない!嫌い!
となったら公認会計士に向いていないので、
目指すのはおすすめしません…。
それくらい簿記は大事です
逆に、軽く簿記の勉強をしてみて、
簿記って面白い!
となったら公認会計士の適性アリです。
なので公認会計士としての適性をチェックする意味でも、とりあえず簿記の勉強を始めましょう。
簿記の勉強を始めるには?
テキストを買えばいいのかな?
いきなり市販テキストで勉強も良いですが、
簿記3級にもとっておきの裏技があるので紹介します!
超お得に簿記3級の勉強を始める
裏技です
簿記3級の勉強を始める際は、
CPA会計学院という資格の専門学校へ
資料請求しましょう。
CPA会計学院ってどこ?
なんでまた資料請求?
CPA会計学院は
会計系資格に強い学校として有名で、
特に最近の公認会計士試験の合格実績は群を抜いています。
業界では知らない人はいないです
そんなCPA会計学院に資料請求をすると
公認会計士講座の入門講義が無料で受講できるんですが、この入門講義が簿記3級相当の内容となっているんです。
なのでこの授業を受けると
- 簿記3級の勉強をしつつ
- 公認会計士試験の超人気専門学校の授業を体験できる
というわけです。
まさに一石二鳥ですね
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気になる方は早めに資料請求しましょう!
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しつこい営業がくることはないので安心してください!
他にも目指す前にしておきたい準備を
こちらの記事で紹介しているのでぜひ見てみてください。
合わせて読みたい
>>公認会計士を目指す前にやるべき5つの準備【コレだけでOK】
難易度の高い公認会計士を目指そう!
公認会計士試験は難しいですが、
目指す価値は十分にあります。
公認会計士については
他にも色々と紹介していますので、
ぜひチェックしてみてください。
それでは!